前回までのアストルⅤは!? (ババーン) ついに、誕生したアストルレッド! アストルティアの大地を揺るがす巨悪から人々を守るため、ひとりの戦士が変身した! しかし周りは骨だらけ! レッドの骨密度は無事なのか!? そして彼に力を与えた人物とは一体、何者なのか!? 海賊のアジト跡。
取り囲んでいる骨畜生に、猛々しく咆えた。
「かかってきな骨野郎ども! おれは、『ほとばしる血潮、アストルレッド』!」「グゲラァァァァァッ!」
赤く変身したぺりめにに、魔の力を増幅させたボーンプリズナーが迫る。
得意の鉄球スイングを次々に繰り出す。
「そんなものは、あたらないぜ!」 レッドの足元に強大な力場が形成され、地面を蹴りだす瞬間、いくらかの陣を帯びた。
反発する力と留める力が一体となり、光速の移動エネルギーを生み出す。
レッドの体は弾かれるように、骨たちの背後へと到達していた。
「グゲ・・・?」
「気づくのが遅せえぜ! 必殺、『おれのヒッサツワザその壱』!」 咆哮とともに熱量をもった拳がボーンプリズナーの顔を砕く。
立て続けにぶち込んでいき、あっという間に屍(骨)の山が築かれた。
アストルレッドの必殺技は、その拳を赤く染める苛烈な一撃。
その威力は時に爆炎を生み出す。
「へっ、きまったぜ」 どうやら、襲ってきた魔物は駆逐したようだ。
あたりを見回す。
「あの声は一体、なんだったんだぁ? それにこの力・・・」 魔物を一蹴してしまった力に、いまになって戦慄した。
これは元々ぺりめにに備わっていた力なのか。
それとも、忽然と姿を消した不穏な声の主によって、与えられたものなのか。
「考えていてもはじまらねえな。奥へ急ぐぜ」 しかし時間は限られていた。
誘拐された少女の救出へ向かう。レッドはいきおいよく地面を蹴った。
まるで弾丸のように跳び、最奥へとたどり着いた。
「ここか」 扉をひらいた。
「ヒハハ。なんだ。骨のあるやつがいるじゃあねえか」
闇が晴れるとそこには、三体のボーンプリズナーに羽交い絞めにされたオーガ娘と、通常のものよりひとまわり大きなボーンプリズナーが下卑た笑いを浮かべていた。
「そうですねぇ、ケヒヒ。さあ、お頭! メインディッシュをいただきましょうぜ」
「ヒハハ。そうだな。オレたちは食うほどに強くなるからな! そこのエルフ! おまえもなかなかやるようだが、捕食をしたオレ、プリズンダディにかなうかな!?」
極太の骨を軋ませ、プリズンダディがオーガ娘に手をかける。
「黙ってみていると思うのかよっ」 一足飛びに接近すると、レッドは拳を繰り出した。
しかし防がれる。取り巻きの小骨が行く手を遮った。
「ヒハハッ! 悪いな、エルフ! オレはボーンプリズナーいち、グルメなんでなあ!」
「ぐっ、邪魔だ小骨どもがぁあッ!」 一体、二体を蹴散らすも、間に合わない。
プリズンダディの犬歯がオーガ娘に迫る。
「・・・チェンジ・・・」 そして突如、オーガ娘の体から猛烈な「ピンク」が吹き出した。
「チェンジ、アストルピンク!」 桃色のエネルギーがプリズンダディを吹き飛ばし、オーガ娘に殺到する。
光に包まれた彼女は、レッドと同じく、バトルスーツをその身にまとっていた。
「・・・わたし、わたしはっ、『やすらぎの愛音、アストルピンク』!」「ヒハハ・・・なんだ、この娘。なんなんだ、おまえた、ち・・・ぐふ!」
ダディが言い終わるよりも早く、レッドは拳を振るった。
鈍い音を立てて、大骨が砕けてゆく。
駆逐した魔物を見下ろし、レッドは問いかけた。
「・・・この防御呪文、あんたの力か」「ええ。そうみたい。わたし、呪文は使えなかったんだけど。不思議だわ」「まあ、おかげで助かった。あんたも救えたしな」 どちらが助けられたのか、わかったもんじゃあないな。
レッドは口の端をゆがませながら、メギストリスへ帰還した。
「おねえええええちゃあああああんっ」
「ごめんね・・・心配かけたね」 ふたりは、本当の姉妹ではないそうだ。
オーガの姉と、プクリポの妹。
いとおしげに妹を抱きしめる姉。その姿はまるで、母と娘のようである。
「あなたには世話になったわね」「いいってことよ。そういうタチなんだよ。気にすんな」 泣き疲れて眠った妹を胸に、ピンクが笑いかける。
「わたしはロコ。あなたのことは、そうね、レッド・・・って呼べばいいのかしら」「呼び名なんてどうだっていい。おれは旅をしている。名前は残す主義じゃあない」「あら、それじゃあ困るわ。これからなんて呼べばいいか。名前は大切よ」「はっ、まるでこれからも厄介になるような言いぐさだな」「いけないかしら?」「てめえには家族がいるんだろう。おれと旅をする理由があるのかよ」「この子は教会で預かっている子なの。孤児なのよ。わたしも、元は旅をしていたのよ」 ピンクは、力を解放しバトルスーツを纏った。
「わたしとあなたは、どういうわけか、この力を得た。あなたもわたしと同じ声を聞いたはずよ。大いなる意志に抱かれし戦士、って。わたしたちには、なにか、成さねばならないことがあるような気がするの」「大いなる意志ねえ。わからねえな。だからどうした。そんなものは、おれを動かす理由にはならねえ」 レッドも同じくバトルスーツを纏う。
あふれてくる力の源は、一体なんなのか。
「力のある者は、きっと、それを愛に変えなければならない。わたしはそう思う」「おれはそうは思わない。おれは、やらされるのは大嫌いだ。どうしようが、おれの勝手だ」 体を背け、振り返ることなく言い放った。
なおも食い下がろうとするピンクを、無言で制し、レッドはそのままメギストリスの都をあとにした。
【次回予告】 そして戦士は旅を続ける! 己の力と向き合おうとしないレッド! それを追うピンク!
しかし折り合わないふたりの前に現れる新たな脅威! 次回、おたすけ戦隊アストルⅤ!「重ねるのは心だけでいい」 アストルティアの平和は、アストルⅤにお任せ!【アストルⅤ舞台裏】
今回のロケ地はメギストリスでした。
ピンクの変身シーンを撮影し終わったあと、ピンクが呼びつけた方が駆けつけました。
ティファ「・・・なにやってんの?」
アレですね。冷静に言われると、ちょっとこっちも冷静になっちゃいますよね。
いや・・・うん。正義の・・・あの・・・。
でもせっかくだし、パシャリ。
アレ、ブルーここにいたんじゃない?
もうブルー決まりじゃない?
その後偶然、イベントとかでよくみかけるブロガーたかばななさんが通りかかる。
うお、ピンクアフロっ。
リアルで見ると、すげえ威圧感だぜ・・・。
たかばなな「・・・ねえ、なにやってんの?」
いや・・・うん。アストルティアの平和を・・・あの。
その後、迷宮いくっつって、颯爽と去って行きました。おおふ。
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ばなな一族のDQXエンジョイライフワタシはあなた方の入隊を心待ちにしていますよ!?
ということで、まだまだ随時、
戦隊員を超募集中です!!チームにはいっていても大丈夫!だって、チーム活動じゃあないんだもの!アストルティアの平和を、日夜守っています!という設定です。現在、ぺりめに(赤)ロコ(桃)となっています。けれど、お好きなカラーは選択できます。ひとまず赤青黄緑桃の基本色は5人そろえたいね。と言っていますので、入るなら今だ!必要なものとして、ウェットスーツをどうにか手にいれてください。あとは手足装備はどうとでもなりますので。変身さえできれば、そして戦隊へのアツイ心を持っていれば誰でも大歓迎!入隊希望の方はぺりめにのブログでコメント、またはゲーム内でお声かけしていただければ飛んでいきます! 今回のNGカット。
なかなかいい写真が撮れなくて、プリたんにぼこぼこにされるぺりたん。
さあきみも、アストルⅤの一員になって、正義活動をしてみないか!?募集がテンプレ乙とか言わないのっ!
[0回]
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無題
2013/09/12(Thu)02:04
早く隊員集まるといいねぇー(^-^)
No.1|by ろっこ|URL|
Mail|EditRe:無題
2013/09/12(Thu)17:54
集まるといいねですねえ!集まってほしいw
なんか勝手にキャラ決めちゃった。ごめんね><(事後報告w)